「Amazonギフト券を間違えて登録してしまった!」
「間違えて登録したAmazonギフト券はあきらめるしかないの?」
このような声を聴くことがあります。
実際、Amazonギフト券は間違えて登録してしまうとほとんどの場合、あきらめるしかありません。
今回は、Amazonギフト券を間違えて登録してしまった場合の対処法をテーマに次の流れで解説します。
・基本的に間違えて登録してもキャンセル不可能
・間違えて登録しても例外的にキャンセルできる?
・Amazonギフト券での取引をキャンセルする場合
・間違えて登録したAmazonギフト券の利用法
・登録したAmazonギフト券が取り消される?
以上、5つのテーマで解説していきましょう。
基本的に間違えて登録してもキャンセル不可能
相手に送るはずのAmazonギフト券を間違えて登録してしまったり、意図せず操作ミスでAmazonギフト券を登録してしまったりといったことは多くあります。
しかし、原則として一度Amazonのアカウントに登録してしまった場合は、キャンセルできません。
そのため、登録されてしまった分を利用するしか方法はないといえます。
このようにならないためにも登録前にログインしているアカウントがどのアカウントなのか確認し、再度登録して大丈夫かチェックしたうえで登録手続きに進める必要があります。
現実的な対処法は使うしかない
Amazonギフト券は登録してもしなくとも価値は変化しませんし、有効期限が急に短くなるということもありません。
そのため、一度間違えて登録したら時間をかけて消費するのが基本となるでしょう。
実際、現行のAmazonギフト券は有効期限が10年もあるので、長い目でみて利用するのが基本的な対処法になります。
補足として、登録したAmazonギフト券は、額面全てがチャージされてしまいます。
小分けしてチャージしたいという方もいるかもしれませんが、システム上できないようになっているので、その点も注意しましょう。
間違えて登録したAmazonギフト券は渡せない
一度登録してしまったAmazonギフト券は、人に贈ったり、渡したりといったことができません。
もちろん、自分の持っている他のAmazonのアカウントにも登録不可能です。
また、Amazonギフト券を間違えて登録したAmazonギフト券で購入することもできないようになっているので、先ほどお話しした通り使うというのが現実的な対処法です。
Amazonギフト券は例外的にキャンセルできる?
どんなものにも例外があります。
実は、Amazonギフト券も一部の例外でキャンセルできる場合があります。
ここでは次のようなタイプの場合の対処法についてお話ししましょう。
・メールや印刷・チャージタイプの対処法
・キャンセルしやすい梱包タイプの対処法
・レジに行くまでが勝負のシートタイプの対処法
以上の3タイプについて解説していきますが、これらは登録操作をする直前に対処する方法です。
無視して登録してしまったら取り消しできないので注意しましょう。
メールや印刷・チャージタイプの対処法
メールや印刷、チャージするタイプはデジタルタイプのAmazonギフト券です。
これは最大50万円まで購入できてしまうので、場合によっては大変な痛手になります。
こちらは基本的にキャンセルできませんが、例外的にキャンセルできる場合があります。
メール、印刷、チャージタイプのそれぞれについて説明していきましょう。
まず、メールタイプには送信を予約する仕組みがあります。
つまり、送信されてしまう前にキャンセルすることでチャージ前にキャンセル可能です。
具体的な操作方法は、ログインした後に注文履歴を選びます。
そして、注文の詳細から注文したAmazonギフト券を選び、送信される前に「商品をキャンセルする」を押します。
そして、「チェックした商品をキャンセルする」を選べば未然にキャンセル可能です。
ただし、メールを受け取ってしまい、さらにメールに載っているアイコンをクリックまたはタップしてしまうと、そのままチャージされてしまうので注意しましょう。
同様に印刷タイプもメールなどで通知が来る前に今説明したキャンセル方法を用いてキャンセルすることが可能です。
印刷タイプは特にすぐ到着する場合が多いので、かなり困難ですが、方法としてはメールタイプと同じです。
チャージタイプは、支払い方法によってキャンセルできます。
それは、現金(コンビニ、ATM、ネットバンキング、 電子マネー払い)での支払いを指定している場合に限られます。
この場合は、現金の入金が確認されてからアカウントにチャージされるので、注文6日後までに支払いをしないことがキャンセル方法です。
つまり、間違って注文してしまったと思ったら、そのまま支払いをせずに無視すればキャンセル可能です。
キャンセルしやすい梱包タイプの対処法
物理的なAmazonギフト券、例えばカードタイプやラッピングされたタイプのキャンセルは簡単です。
基本的に発送される前に手続きすれば、そもそもの手続きがキャンセルできるからです。
ログイン後に注文履歴を選び、注文の詳細から「商品をキャンセルする」に進みます。
そして、「チェックした商品をキャンセルする」を選べばキャンセルできるようになります。
レジに行くまでが勝負のシートタイプの対処法
コンビニにある情報端末から印刷されたシートを購入するのがAmazonギフト券のシートタイプです。
このタイプは、基本的にレジに持っていかなければ30分程度で自動キャンセルされます。
そのため、このタイプを購入した場合は、明らかに自分用だったとしても、少し店内を回って買い物をしたり、チャージして良いものか考えたりといった時間を持ちましょう。
少しの間の持ち方が間違えて登録するというトラブルを未然に回避できます。
あくまで例外なのでキャンセルは現実的でない
ここまで紹介してきたようにあくまでアカウント登録前の未然に防ぐキャンセル方法です。
そのため、冒頭のように間違えて登録した場合は、こちらからキャンセルするのは困難といえるでしょう。
予防を意識して対処することがAmazonギフト券の重要なポイントなのです。
Amazonギフト券での取引をキャンセルする場合
Amazonギフト券を間違えて登録した対処法とは、やや異なりますがAmazonギフト券で購入した取引をキャンセルする場合の対処法を紹介します。
Amazonギフト券をチャージしたあと、無意識に不要なものを買ってしまうということがあります。
Amazonは、スムーズに取引できるような仕組みを日々研究しているので、人によっては驚くくらいあっという間に取引が終わっているというケースは珍しくないのです。
また、Amazonギフト券の残高を使いたくないのに使ってしまったということもあるでしょう。
そういった場合のキャンセル方法について解説します。
Amazonギフト券で購入してしまった場合のキャンセル
Amazonギフト券で商品やサービスを購入してしまった場合のキャンセル方は次の4ステップで簡単にできます。
1.アカウントにログインして注文履歴に進む
2.注文の詳細を選ぶ
3.商品キャンセルをする
4.チェックした商品をキャンセルして完了
基本的に、先ほど紹介したAmazonギフト券の購入キャンセルと同じ方法です。
ただ、出荷されてしまった場合は、返品処理をすることでキャンセルできます。
操作は、注文履歴から返品したい商品(Amazonギフト券で購入した商品)を選択します。
そして「返品商品」を選び、「返品の理由」から返品理由を入力しましょう。
そして、手続き方法(返金または交換)を選択し返送方法を指定するとメールが届くので、メールのリンク先にある返品用のラベルを印刷します。
印刷したものを貼り付けてAmazonへ送りますが、運送会社に「着払い伝票」を用意して対応してもらうことが必要です。
また、業者を日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便などから事前に選択できるので選択しましょう。
ここまで記載した通り、返品手続きは若干面倒です。
根気強く手順をすすめていくのがおすすめです。
返金はどうなる?
Amazonギフト券の商品キャンセルをすると返金されるようになっています。
これだけ聞くと、Amazonギフト券の商品キャンセルをすれば現金に戻せると感じるかもしれませんが、返金はAmazonギフト券のチャージによるものです。
しかも場合によっては、着払いの手数料などが差し引かれ、目減りした状態で返ってきます。
基本的に一度間違えて取引してしまうと、手間と費用がかかり、あまりわりに合いません。
可能であれば、未然に取引を成立させないようにすることが重要です。
間違えて登録したAmazonギフト券の利用法
間違えて登録したAmazonギフト券は、基本的に割り切って使い切るしかありません。
ここでは、おすすめの利用方法として次の方法を紹介します。
・買い物に使う
・Prime会員の会費で使う
・AmazonPayで使う
以上3点について解説していきましょう。
Amazonギフト券を買い物に使う
最も手軽な方法は、間違えて登録したAmazonギフト券を買い物に使うことです。
使い方は自由ですが、おすすめなのが思い切ってほしかった商品を買ってしまうという手です。
間違えて登録したことを悔やむより、こういった大胆な行動をすることで前向きになる方も意外に多くいます。
お気に入りからこれまで欲しかったものを間違えて登録したAmazonギフト券の額面内で選択し、購入してしまいましょう。
AmazonPrimeの会費支払いで使う
Prime会員であれば、必ず支払うのが会費です。
どうせ必ず支払うのであれば、Amazonギフト券を利用しましょう。
そうすることで、本来AmazonPrimeの会費を支払う予定だったお金でAmazonギフト券を買い直すことも可能です。
Amazon Payの支払いとして利用する
Amazonには、AmazonPayがあります。
これはAmazon以外のネットショッピングで使える支払い方法です。
さらに利用した分の0.5%分がギフト券の残高としてリターンされるお得な支払い方法です。
しかも取り扱いのサイトは非常に多く、一般的なECサイトだけではありません。
例えば、ふるさと納税のサイトで利用できたり、出前館のようなサービスでも支払いに利用できます。
劇団四季やバイマなど意外なサービスの決済にも対応しているので、確認してみて利用しましょう。
場合によっては、一番おすすめの使い方といえるかもしれません。
登録したAmazonギフト券が取り消される?
最後にもっとも避けたい登録したAmazonギフト券が没収されてしまうパターンについて解説します。
この対応を取られた場合は、アカウント凍結につながるので避けなければなりません。
そんなパターンになってしまうのは次の2つです。
・規約違反に触れてしまう
・不正なAmazonギフト券の使用
これらについて解説しましょう。
規約違反に触れてしまう
Amazonでは、自分でも商品を販売できます。
この販売できるアカウントをセラーアカウントと呼びますが、使い方を誤るとアカウントが完全に凍結されてしまい、最悪取り消されます。
例えば、複数のアカウント登録をしている場合や悪質な商品を販売した場合です。
これら以外にも不正と判断された場合、Amazonギフト券の没収だけでなくアカウント自体も消滅してしまいます。
不正なAmazonギフト券の使用
不正なAmazonギフト券の使用が発覚するとアカウント凍結されます。
あまりありませんが、フリマからAmazonギフト券を購入したり、転売されたAmazonギフト券を利用したりといった場合です。
こういったAmazonギフト券を利用するのは避けましょう。
間違えて登録したAmazonギフト券は基本的に利用を
Amazonギフト券を間違えて登録した場合は、基本的に利用するしかありません。
そのため、チャージしてしまうと人に渡したり、贈ったりといったことが一切できず、ギフト券でギフト券を買い直すこともできないのです。
ただ、今回紹介したようにAmazonPayという形にすれば、より多くの手段でAmazonのギフト券が利用できるようになるので検討してみましょう。